ふじさんのブログ

Studio Gotz

クラス順位最下位の土木科高専生のブログ

BlenderとDaVinci ResolveとFusionを使ったVFXコンポジットのワークフローを考えてみる

みなさんこんにちは。Gotz Zampachです。

この記事では、BlenderでのコンポジットをFusion 9 で、動画の編集をDaVinci Resolveで行うには?と言う事を書いていきます。

Fusion 9、DaVinci Resolveは知らない方もいるかと思いますが、どちらもBlackMagic Design社のHPから無料でダウンロードできます!(一部機能制限)

Blackmagic Design

またこの記事でも、無料版の機能で考えています。

Blenderでの作業

今回のテーマを考えるにあたり、BlenderのみでVFXを作ってみました。

このレンダリング結果には、火煙・光線・破片・タワー表面の反射光が合成されています。

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今回の記事では、それらをレンダーレイヤーで分けてレンダーレイヤーごとにレンダリングするものとします。

なぜかというと、例えば光線にグローを入れたい場合は光線をぼかして元の光線に加算もしくはスクリーンで重ねますが、この作業を全ての合成結果で行ってしまうと、炎や破片までボケてしまって思い通りに絵をコントロールできないからです。

マスクを切ればレンダーレイヤーごとに一つ一つレンダリングする必要はありませんが、光線もしくは炎のマスクを作るのは容易ではありません。

よって、繰り返しになりますが、レンダーレイヤーを一つ一つオンオフしてレンダリングします!面倒くせぇ!!

DaVinci Resolveでの作業

レンダリングした映像は置いといて...背景の映像をDaVinci Resolveで読み込み、タイムラインに配置します。

ここで背景にカラーコレクションをします。今回はタワーの白色部分をRGB値が揃うように、ヒストグラムのパレードを見ながら調整しました。

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次に合成するBlenderでのレンダリング結果のうち一つをResolveで読み込みます。

これまたタイムラインに配置します。ここら辺はまだ勉強不足ですが、BlenderでRGBA・RGBのどちらで出力しても、Resolveの合成モードを「スクリーン」にしてやると上手くいくようです(マスクを使う場合は別ですが)。

※炎などの光系は「加算」モードにした方がよりダイナミックですが、RGB等の数値が1.0(色深度8bitでは256?)を超えると情報がクロップ(白飛び)されてしまうので、その後のフローに影響があったり、全体のバランスが崩れる可能性があります。

今入れたクリップを右クリックして「新規Fusion Connectクリップを作成」をクリック。

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するとFusion9が立ち上がります。

Fusion 9での作業

Blenderで分けてレンダリングした動画(または静止連番)ファイルをFusion 9で読み込みます。

光線は最終的に紫色で出力したいのですが、光線をもっと強力に見せたいのであれば、光線の芯は白色・グローは紫色にした方がよいです。これの詳細は別記事で書きたいと思います。

そんな調子でFusion 9でコンポジットしていきます。

↓光線に電柱のマスクを掛けたり

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↓なんだかんだ全部合成した結果

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最後にウィンドウ下部のRenderと書かれた緑色のボタンをクリックしてホップアップしたウィンドウはいじらずにStart RenderすればOK。

DaVinci Resolveにもどりまして...

ここでタイムライン上のクリップを右クリックから「Fusion Connect→更新」をクリックすればレンダリング結果が反映されます。

個人的には合成後にカラーグレーディングするのが、最終的な仕上がりを見ながら作業できるので良いと思います。

と言いつつもカラグレの知識は皆無なので知らん顔します...

完成!

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とりあえず完成!あとは適当にデリバータブからmp4ででもレンダリングすればよかろう!!

今回はBreakdownてきな動画も作っているので近日公開予定!

それではまた!